こんにちは。松実玄@おまかせあれ!と申します。
今回、ポケモンチャンピオンズ「マンスリーチャレンジ2026.6」において最終10位を記録したため、使用した構築についてまとめました。
【最終結果】



TN:まつみ
順位:10位
レート:1872.749
【自己紹介】
BW(第5世代)からポケモン対戦を遊んでおり、第7世代はほぼ未プレイです。剣盾(第8世代)は約1年間プレイし、最終2桁を計4回達成。SV(第9世代)では約3か月プレイし、最終2桁を1回達成しております。
SVをプレイした後はしばらくポケモン対戦から離れておりましたが、チャンピオンズのリリースを機に復帰し、現在に至ります。
好んで使用するのは攻め寄りの構築で、特に対面構築やギミック系の展開構築を使用します。逆に、受け寄りの戦術はあまり得意ではありません。
いわゆる最上位プレイヤーと比べると、経験や知識の面では至らない部分も多々あると思いますが、その点はご容赦いただければと…。
【構築経緯】
今環境で対面構築を使ううえで、最も苦戦していたのが壁構築でした。当初はメタグロスのサイコファングで対策していましたが、オーロンゲ+メガマフォクシーの並びにはうまく対応できず、頭を悩ませた末、「それなら自分で使ってみよう」と考えたことが、この構築を組み始めたきっかけです。
マフォクシーをエースとして活躍させるうえで障害となったのが、ミミッキュやイダイトウ。そこで、ミミッキュの「ばけのかわ」をかたやぶりで無視でき、イダイトウにも強いメガギャラドスをサブエースとして採用しました。
また、ギャラドスを通すにはステルスロックによる削りが重要になるため、単体性能の高いガブリアスをサポート枠として採用。
続いて、オーロンゲを初手に出した際に誘いやすいフェアリータイプへ強く出られる毒タイプとして、その中でも対面性能の高い襷ゲンガーを採用しました。
最後に、マフォクシーやギャラドスの上を取るスカーフガブリアスやマスカーニャへの対策として、それらを逆に起点化できる珠ハッサムを採用し、構築が完成しました。
コンセプトは「シンプルな壁構築」です。シンプルながら非常にパワーが高く、対応力にも優れた構築に仕上がりました。
なお、本構築はマンスリーチャレンジ最終日の午後に一から組み上げたものです。そのため、構築全体としてはまだまだ改善の余地があると考えています。もし本構築を参考にされるのであれば、ご自身でアレンジされながらより良い構築を目指してもらえれば幸いです。
【構築のポイント】
・壁展開から積みエースを通す、シンプルながら強力な勝ち筋
・マフォクシーとギャラドスによる優れた攻撃相性補完
・オーロンゲが誘う初手フェアリーに強く刺さる襷ゲンガー
【個別解説】
ポケモンは採用順に記載しております。
〇オーロンゲ

<持ち物>
ひかりのねんど
<調整意図>
HBぶっぱあまりD
壁展開の始動役であり、本構築のコンセプト。
多くの試合で初手に出し、壁を展開します。ただ、使い捨てるような立ち回りはあまりしません。片壁を貼ってガブリアスにつなぎ、設置技やドラゴンテールで場を荒らした後、再び壁を展開してエースを着地させる展開が多くありました。腐る場面が極端に少なく、最低限の仕事を安定してこなせる点が非常に優秀でした。
また、壁役でありながらメタグロスのサイコファングを無効化できる点は、現環境において大きな強みだと感じています。
技構成は両壁とちょうはつで3枠が確定。最後の1枠は単体性能を確保するため攻撃技を採用したく、ソウルクラッシュかイカサマが候補になります。オーロンゲミラーで不利を取りにくく、特攻ダウンによる汎用性も高いことから、ソウルクラッシュを選択しました。
努力値はHB特化。BとDは悩みどころですが、壁を貼る前に受けるメタグロスやハッサムのバレットパンチの被ダメージを抑えられること、オーロンゲミラーでの削り合いを意識するとHBが安定だと思います。なお、ミラーを強く意識するなら余りのDをSへ回す調整も選択肢です。
〇マフォクシー

<持ち物>
メガストーン
<調整意図>
H:16n-1で最大値
B:A特化メガハッサムの剣舞×2バレットパンチ+ステルスロックを15/16の確率で耐え(目安)
S:最速130族抜き
C:あまり
本構築のメガエースその1。
高い素早さと特攻、多彩な技範囲が魅力のポケモンですが、本構築では積みエースとして運用します。わるだくみを積んでからはもちろん、積まずとも高い火力で全抜きを狙える性能を持っています。
技構成は、かえんほうしゃ・サイコショック・マジカルシャイン・わるだくみ。かえんほうしゃとわるだくみは確定、エスパー技は打点・範囲ともに優秀なため確定です。エスパー技には、アシレーヌやニンフィアなど特防の高い相手にも打点を持てるサイコショックを採用しました。最後の1枠は増加しているサザンドラを意識したマジカルシャインです。壁がなくてもあくのはどうを耐えられるため、返しで処理できます。
努力値は最速130族抜きを確保しつつ、残りを耐久へ回しています。耐久を伸ばすことで単体性能がさらに高まるポケモンだと考えており厚めに耐久を振っておりますが、より良い調整が見つかれば変更の余地はあると思います。
わるだくみを1回積むだけで全抜き性能が大きく向上し、積みエースとして申し分ない活躍を見せてくれました。一方で、ミミッキュやスカーフイダイトウには止められやすいため、その点はギャラドスで補完しています。逆に、フシギバナやブリガロン、フラエッテなど、ギャラドスが苦手な相手にはマフォクシーが対応できるため、とても優れた相性の組み合わせでした。
〇ギャラドス

<持ち物>
メガストーン
<調整意図>
最速ASぶっぱ
本構築のメガエースその2。
優秀なタイプと種族値、そしてかたやぶりが最大の強みです。特にミミッキュの使用率が高い現環境では、かたやぶりの価値が非常に高いと感じました。
技構成は、たきのぼり・じしん・パワーウィップ・りゅうのまい。じしんはメタグロスやブリジュラスへの打点、パワーウィップはアシレーヌやギャラドスへの打点として採用しています。構築全体でカイリューが重いためこおりのキバも候補でしたが、使用率を考慮して今回は不採用としました。結果的にはこれで正解だったと思います。
努力値はようき最速ASぶっぱ。調整の余地はありますが、まずはシンプルな配分を採用しました。
マフォクシーとの攻撃相性補完が非常に良く、攻撃範囲も広いため、本構築の主力として活躍してくれました。一方で、やや火力不足を感じる場面もあるため、ガブリアスによる削りサポートが重要になります。
〇ガブリアス

<持ち物>
オボンのみ
<調整意図>
H:ぶっぱ
B:11nで最大
D:残り(C特化アシレーヌのムーンフォースを7/8の確率で耐え)
設置技によるサポート役。
高い種族値とさめはだによる削り性能が最大の魅力です。壁下では弱点技も耐えやすく、仕事量が大きく増えます。
本構築ではメガライチュウ、ソウブレイズ、ゲンガー、キラフロルへの圧力としても優秀で、オーロンゲ+メガエースだけでは対応しづらい範囲をきれいに補完してくれました。
技構成はステルスロック+まきびし型の基本4枠。設置技を展開しながらドラゴンテールで流し、削りを蓄積させます。シンプルですが非常に強力です。
努力値はBを厚めにした耐久振り。以前はブリジュラス抜きまでSに振っていましたが、最終的には耐久へ回す配分が最も安定すると感じました。
襷持ち全般に強く、設置技で襷を潰しながら退場できるため、エースの全抜きを支えるサポート役として非常に優秀でした。
〇ゲンガー

<持ち物>
きあいのタスキ
<調整意図>
CSぶっぱ
フェアリー対策を担う襷アタッカーであり、本構築のキーマンです。
オーロンゲが初手フェアリーを強く誘うため、そこへ襷ゲンガーを合わせる動きが非常によく刺さります。特にアシレーヌやアローラキュウコンに強い点が魅力でした。出し負けが少なく、幅広い相手に仕事ができるため、構築全体の穴を埋める先発要員として活躍してくれました。
技構成はシャドーボール、ヘドロウェーブ、こごえるかぜまで確定。最後の1枠はみちづれを採用していますが自由枠です。メガクチートのふいうちを意識した、おにびやさいみんじゅつなどの補助技も有力な候補だと思います。
ゲンガーを初手に出す場合は、壁展開かステルスロック展開のどちらかを選ぶか、対面的に押していく選出を取ることになります。
〇ハッサム

<持ち物>
命の珠
<調整意図>
A:ぶっぱ
H:いのちのたまのダメージ最小
S:準速60族抜き抜き抜き(ブリジュラス意識)
サブエース兼鋼枠として採用しました。
つるぎのまいからの珠バレットパンチとでんこうせっかが非常に強力で、壁・ステルスロックのどちらとも相性の良いポケモンです。特に、エースを止めに来るスカーフガブリアスを逆に起点にできる点や、ブリジュラスに強く動ける点、フェアリーへの圧力になれる点を高く評価しています。
一方で、他の5体で構築としてほぼ完成しており、選出率はそれほど高くありません。そのため実質的な自由枠であり、より相性の良いポケモンがいれば差し替えてもよいと思います。
技構成はバレットパンチ・インファイト・でんこうせっか・つるぎのまい。特に広い範囲に通る先制技のでんこうせっかを強く使えることが、珠ハッサム最大の魅力だと考えています。(第5世代プレイヤーとしては、この型には少し思い入れがあります。)
努力値はASベース。珠ダメージが増えない範囲までHPを伸ばし、残りを素早さへ回して、遅めのブリジュラスの上からインファイトを打てるよう調整しました。
【選出パターン(例)】
①オーロンゲ+ガブリアス+エース枠
基本選出です。迷ったらこれで問題ありません。
エース枠はもちろん通りの良いポケモンを選びますが、おおまかな基準として、ミミッキュやイダイトウがいる場合はギャラドス、それ以外はマフォクシーを選択することが多かったです。
キラフロルやゲンガーの初手が予想される場合は、ガブリアスから展開することもあります。ただし、CSブリジュラスのりゅうせいぐんには注意が必要です。
②ゲンガー+サポート枠+エース枠
相手にフェアリータイプが多い場合の選出です。特に、環境に急増していたサザンドラ+メタグロス構築にはアシレーヌが採用されていることが多く、この選出を取る機会が多くありました。
サポート枠・エース枠は、それぞれ通りの良い方を選択します。迷った場合は、①ガブリアス+ギャラドス、②オーロンゲ+マフォクシーのどちらが通しやすいかを基準にしていました。
③ゲンガー+エース枠+ハッサム
その2の派生形で、対面性能を重視した選出です。ゲンガーで削りを入れ、エースで相手を崩し、最後はハッサムで締めるプランになります。
ゲンガーから入りたいものの、どちらか一方のエースだけでは押し切れないと判断した場合はこちらを選択していました。
【要注意ポケモン】
●ブリジュラス
オーロンゲが最も誘いやすいポケモンの一体です。型が非常に多く、何をしてくるか読みにくいのが最大の難点でした。オーロンゲで壁を展開しつつ様子を見て、ガブリアスで削りを入れてからエースを通す展開を狙います。とにかく型を見極めることが重要です。
●アシレーヌをはじめとしたフェアリー勢
こちらもオーロンゲが誘いやすい相手です。だからこそ、襷ゲンガーが非常によく刺さりました。
●メガクチート
襷ゲンガーだけでは安定せず、ふいうちの存在を考えると実質的にマフォクシーは選出しづらくなります。そのため、襷ゲンガー+ギャラドス+ガブリアス(またはハッサム)の選出で対応していました。
【遭遇した壁対策】
もともと壁構築への理解を深めるために組んだ構築なので、実際に遭遇した対策も紹介します。
●きあいだめブリジュラス
ピントレンズと組み合わせた確定急所戦術で、当然ながら壁を貫通してきます。ブリジュラスに対しては壁で誤魔化す前提だったため、見事に崩壊させられました…。
●かわらわりメタグロス
サイコファングは効かないぞとドヤ顔で両壁を貼っていたところ、突然かわらわりが飛んできて両壁を破壊されました。エースのHP管理が狂い、そのままサザンドラに上から制圧されて敗北…。
●初手フェアリー
オーロンゲの仕事量を減らす手段として、シンプルながら非常に有効だと実感しました。だからこそ、この構築では初手ゲンガーが非常によく刺さってくれました。
●急所・追加効果
壁構築の宿命ではありますが、本構築ではそこまで気になりませんでした。というのも、エースは基本的に死に出しから1回積んで全抜きを狙うため、被弾回数自体が少ないからです。サポート役のオーロンゲやガブリアスは被弾回数こそ多いものの、最低限の仕事さえ果たせれば十分です。そのため、急所が直接勝敗を左右する試合はほとんどありませんでした。
【おわりに】
これまでの公式大会ではそこそこの成績ながら全試合消化できたことがなく、今回のマンスリーチャレンジでは、全試合消化を目標にしていました。しかし、3日目になっても納得のいく構築が完成せず、半ば諦めかけていました。
そんな中、ほぼ思い付きで組み始めた壁構築でしたが、メガギャラドスや襷ゲンガーといった採用がうまく噛み合い、粗削りながらもパワーと対応力を兼ね備えた構築に仕上がったと思います。
チャンピオンズで何かしら結果を残したいと考えていたので、マンスリーチャレンジで最終10位という結果を残せたことは、個人的にとても嬉しく思っています。
また、マンスリーチャレンジはランクマッチと違って短期決戦であり、土日に集中して遊べる点も自分には非常に合っていました。(ランクマッチも頑張りたいのですが、最終日が水曜午前というのは大変で……。)
これからもポケモンチャンピオンズを楽しんでいきたいと思っていますので、Xでフォローしてくださった方、対戦してくださった方は、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
twitterID:@96omakasepoke


TN:まつみくろ























































